宮崎県にございますアスパラガス農園「すくすくファーム」です。
アスパラガスの旬は、春から夏にかけての暖かい時期。
春といえば新生活の始まりや季節の変わり目で、心が浮き立つものの、疲れがどっと身体にのしかかりやすい時期です。
お子様の入学準備や新学期の準備、就職、お引越し、年度変わりなどでくたくたになっているのではないでしょうか。
アスパラガスは疲労回復に役立つ栄養を持っているので、そのような方にぜひ食べてほしい野菜です。
今回は、アスパラガスを食べると得られるメリット、栄養を逃さず食べる方法について、ご紹介いたします。
春になったらいっぱい食べてみてくださいね!
■ アスパラガスの持つ栄養とメリット
・感染症、花粉症予防になる
アスパラガスはβカロテン、ビタミンE、ビタミンCを含んでいる緑黄色野菜です。
βカロテンは体内でビタミンAに変わり、のどや鼻の粘膜を正常な状態に保つので、風邪などの感染症を予防し、花粉による症状を抑えてくれるでしょう。
ビタミンE、ビタミンCには抗酸化作用があるため、栄養バランスを整え健康な身体へと導きます。
・貧血予防になる
アスパラガスに含まれる葉酸は、赤血球の生産を助けてくれます。
貧血気味の方は、同じく赤血球を増やしてくれるビタミンB12の含まれた、レバーやアサリなどの貝類といっしょに食べるのがおすすめです。
最近の研究では、葉酸とビタミンB12をいっしょに摂取することで、動脈硬化の予防やコレステロール値の低下に寄与するのではないか、という可能性が示唆されました。
・疲労回復に役立つ
アスパラガスから発見されたアスパラギン酸は、疲労回復の効能があります。
疲れのもとになる乳酸の分解を促し、体内でエネルギーをつくるカリウム・マグネシウムの吸収を高めてくれるのが強みです。
滋養強壮にもなるため、栄養ドリンクやスポーツドリンクなどにも含まれています。
・心疾患の予防
アスパラガスには、ルチンというポリフェノールの一種が豊富に含まれています。
ルチンは血管の弾力を保ち、血流を促す働きがあるため、心疾患をはじめとした生活習慣病の予防になるでしょう。
血管が強くなるため、歯磨きをしても歯ぐきからの出血が抑えられるかもしれません。
■ 栄養を逃さず食べるには?
・ゆですぎない
ルチンやビタミンCをはじめとした栄養素は、水に溶けてしまうため、さっとゆでるくらいがちょうどいいです。
一本まるごとか、大き目にカットしたものをお湯で1分半ゆでましょう。
・油でいためる
油でいためることで、βカロテン、ビタミンEなどの栄養素の吸収率がアップします。
アスパラベーコンなど、豚肉とあわせて料理するとビタミンB1も摂れるため、疲労回復がさらに促進されます。
■ アスパラガスはあまり保存できない?
アスパラガスは90%が水分で、保存期間は5日ほどです。
5日以上たつと水分が抜けて、しなしなになったり硬くなったりするので、早めに食べるのがおすすめです。
長めに保存したい場合は、コップの底に湿らせたキッチンペーパーを敷き、そこにアスパラガスを立てて冷蔵庫で保存してみてください。
しなしなになったときは、根元の水につけて3~6時間置くと、しゃきっとします。
■ すくすくファームでは、アスパラガスのご注文を受付中!
すくすくファームは、宮崎県にございますアスパラガス農園です。
アスパラガスは減農薬栽培にこだわっており、定期的な残留農薬検査と土壌分析を実施。
地元で育った牛の糞やお米のぬか由来の肥料を使用しています。
500gは1,000円(税込)、2kgは4,000円(税込)から承っており、飲食店様や個人のお客様からのご注文を受付中です。
アスパラガスの仕入れ先等をお探しでしたら、ぜひ当農園までお問い合わせください!
産地直送でお届けいたします!
■ まとめ
アスパラガスは疲労回復に役立つアスパラギン酸、感染症・花粉症を防ぐ、βカロテンを含んでいるため、季節の変わり目で体調の崩れやすい春にぴったりの野菜です。
栄養を逃さずに食べるには、ゆで時間を短めにするか、油でいためるのがおすすめです。